小さな暮らしへ~広すぎる家の問題~
一般的に、家は広いほうがいいと考える方が多いと思います。
子育て中は、子供部屋も必要ですし物も多くなりますが
子供たちが世帯を持つと、親世帯と別で住むことが多いのが現状です。
実際、高齢者(65歳以上)の家族構成は
夫婦2人暮らし、1人暮らしを合わせると全体の半数を占め
二世帯暮らし、三世帯暮らしは年々減っています。
高齢者1人暮らしは、2035年には
(65歳以上全世帯の)37.7%を占めると予想され
これから先も高齢者1人暮らしは増え続けます。
そうなった場合、広い家のままだと
管理が大変だったり、物置部屋が多くなりがちです。
本来なら、老後には老後にあわせた住まいに移るのが理想ですが
住宅ローンや慣れ親しんだ環境など様々な理由があることから
日本ではなかなか踏み切れない方も多いのだと思います。
ホームステージングは
今の自分たちに合った住環境へ移り住む意味もあります。
例えば、夫婦でコンパクトな賃貸物件を借りて
夫婦2人にとって良い住環境を真剣に考えてみるのも一つです。
将来様々な選択肢があると思います。
例えば
- 家を売って、自分たちが暮らしたい場所・間取りに移住する。
- 自分の子供へ家を譲って移住するのもいいですね。
- 家を改築して、夫婦2人のサイズに合った間取りにする。
(バリアフリー、個室2部屋を1部屋にして広めの寝室にする、など)
- やる気があれば、賃貸物件+自分の家の形に改築して
老後の生活費を賃貸物件の収益で賄うのも選択肢ですね。
実際どうするのかは、専門の工務店・不動産会社へお問合せいただきますが
家を売る場合、ホームステージングの装飾インテリアプランや片付けもしています。