『今の私』に合う暮らしへ
住環境の大切さ
「暮らしにくいな」と思ったとき、年齢やライフスタイルの変化を、住まいがまだ受け止めきれていないことがあります。
若い頃は気にならなかった段差が、今はちょっとしたつまずきの原因に。上の棚に手が届かなくなったり、よく使うモノなのに“取り出しにくい”場所に置かれていたり。
気づかないうちに、住まいが「今の私」に合っていない状態になっていることが多いのです。
片付けとは、暮らしを見つめ直すこと
「片付ける=モノを減らす」と思われがちですが、本当はもっと深い意味があります。
モノを見直すことで、自分の価値観や生活リズムと向き合い、「どんな暮らしがしたいのか」を見つけていくことができるのです。
散らかっているのは、モノの問題だけでなく、「仕組み」が合っていないサインかもしれません。
収納は、人生に寄り添うデザイン
年齢を重ねた今だからこそ、「出しやすく」「しまいやすい」仕組みに変えることは、毎日のストレスを減らし、安心感を生みます。
それは、家事の負担を減らすだけでなく、自分らしく暮らすための土台になります。
たとえば、「引き出し一つ開けるのにしゃがむのがつらい」という小さな不満も、収納の見直しでぐんと楽になることも。
最後に
住まいが変われば、暮らしも変わる
だからこそ、年齢や環境に合わせて“アップデート”していくことが大切です。
私は「住環境スタイリスト®」として、その方の暮らしに寄り添いながら、「今のあなたに合う住まい」へのご提案をしています。
片付けや収納に悩んでいる方、まずはお気軽にご相談ください。

SDGsの実践②家庭でフードロスをなくす
10月は、食品ロス削減月間です。
食品ロスとは
『本来食べらるにもかかわらず捨てられる食品』のことです。
国民1人当たりの食品ロス(2017年度)は
1日 約132g(お茶碗1杯のご飯の量に相当)
年間にすると 約48kg
食品ロス全体の約46%が、家庭からのものです。
国・自治体、事業所など様々なところで取り組まれていますが
コロナ禍になり、更に食品ロスが増えたそうです。
外食産業は、休業や時短制限となり
食品廃棄せざる得ない状況に陥るお店も多かったのではないでしょうか
また、生ごみは、たい肥としてリサイクルできるため
自治体によっては、生ごみ処理機器を購入すると助成が設けられています。
気になる方は、自治体へご相談くださいね!
私も以前だったら、野菜を最後まで使いこなせずにいましたが
今では、少しずつ余った野菜は具だくさんのお味噌汁にして
完結しています(笑) ←これ簡単です。
さて、以前ご紹介したフードドライブをご覧いただけましたか?
自分が食べきれない食品は処分せずに困っている人に食べていただく。
先日、私もフードドライブしたところ景品をいただきました。
食品ロス削減国民運動のロゴマーク「ろすのん」(農林水産省)
小さなことからコツコツと♪

MaDouceでは、食品ストックの在り方・配置などの収納についてもアドバイスしています。
お気軽にご相談くださいね。
時代と共に変わる音楽の楽しみ方
朝晩冷え込み始めました。
秋到来ですね。
私の暮らしに音楽は欠かせないのですが
普段からAmazonMusicを流しています。
寒くなったせいか猛烈に
George Michaelの ”ケアレスウィスパー” を聴きたくなり
個人的にGeorge Michael再ブーム到来です。
この曲をダイレクトに聴いていた13歳のころ。
1984年、当時はカセットテープでした。
それから時代はCDへと移り、200枚ほど集めていたけれども
それも結婚を機に手放しました。
厳選に厳選を重ね、残したのはわずか5枚に。

それに替わるものが AppleMusic、それらを経てAmazonMusicへ。
以前に書いたpopIn Aladdinは、照明、映像以外に
スマホからBluetoothで飛ばせばスピーカーとしても利用できます。
本当に便利な世の中になりました。
これ以上の操作を求められると無理ですが
今の若い方は最新アプリを難無くこなせてすごいな、と思います。
10年後、20年後・・ さて、どんな世の中になっているんでしょうね。
音楽も暮らしの一部です。
今の生活にあったモノを見直していきましょう!
SDGsの実践①石でできるホームセラピー
SDGsは、国連で2016年から2030年まで
持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことです。
今や多くの企業が取り組んでいます。
先日 「Sustainable Development Report(持続可能な開発報告書)2021」
達成度ランキングが発表されました。(193ヶ国中)
1位 フィンランド
2位 スウェーデン
3位 デンマーク
・
・
18位 日本
達成度ランキングを見ても、上位3位はさすが北欧の国ですね。
フィンランドと言えば・・・私が自宅で使っている
こちらのマッサージケア(上:アイケアストーン 下:カッサ)は
フィンランド製のソープストーンです。

かなり使いこんでいますが (笑)
他の物を色々やってきてこちらに辿りつきました。
温めたり冷たくできるので、むしろ一生使い続けられそうです。
イメージは、こちら。
(※写真は、取り扱い店 HUKKA DESIGN 様 よりお借りしています。)

使い捨ての物やその時期限定で使いまわしていく物もあります。
私も、物によっては上記のように活用しています。
暮らしのあらゆる物を一生の物というわけにはいきませんが
自分の出来る範囲で使い捨ての物をやめていくのも
SDGs=持続可能なへと繋がっていくのかな、と思います。
今の私たちがやっていることは、未来の暮らしへと繋がるので
住環境スタイリストとして「SDGs」な物、人、など関連することを
微力ではありますが、このブログを通して今後もお伝えできればと思います。
時代は『Newノーマルスタイル』へ
私達の生活は、コロナ禍になる以前の日常に戻ることはなく
これまでの常識が覆され、新たな価値観・習慣が当たり前になる
Newノーマルな時代へと入りました。
テレワークが進み、オンライン上も当たり前になり
少しは不安要素が減った半面
自宅にこもることで運動不足、疲れ、ストレスを抱える方も多くなったと思います。
毎日気分よく過ごしましょう! と言っても
人生綺麗ごとばかりじゃありませんよね。
嫌なことも当然あります。
この嫌な要因を長く引きづるか、短くするかは
気持ちを切り替え、そのためには脳にドーパミンを増やして幸福度を増すといいんだとか。
(※専門家ではないのであしからず。)
私自身、オンライン講座で新たに学んだり、オンラインライブを楽しむことで
ON/OFFの切り替えができています。
それでも、マスクなしで外の空気を思いっきり吸えることには敵いませんが。
そんな日もあと数年はかかりそうです。
どんな時代になろうとも
人生は、自分で見出していくしかありませんね。
※2月14日、オンラインライブに参加しました。
自宅での贅沢な時間。

時代は、Newノーマルへ。
お部屋も一掃して新しい生活にしていきましょう!
キッチンを片づけたい!どこから始める?
さぁいざ片付けたい! と思っても
どこから手を付けていいか分からない方も多いのではないでしょうか?
いろんなお宅で収納をしてきて
私が一番しっくりくる、今でも実践している進め方をお伝えします。
基本は、その場所で使用頻度のたかい物から
優先順位をつけて収納していきます。
「どの場所に、何があるのが一番いいのか?」
単にプロの力で片付く仕組みではなく、お客様に調理時の動作を振り返っていただきます。
今回のテーマは、「キッチン収納」
片付けの現場では、全体を見て同時進行で収納していくこともあるため
実際のところ、下台から始める、吊り戸から始める、はあまり関係ないです。
ご自宅のシステムキッチン、食器棚の容量、お持ちの物量によって多少違いはありますが
使用頻度のひくい物は、別の場所へと考えてもOKだとも言えます。
例えば、先に頻度のひくい物を吊り戸に収納してしまうと
頻度のたかい物を収納するとき、収納する場所が足りなくなったりしますね!
再度、吊り戸に収納した物を見直す。
これでは、作業効率が悪くやり直しが多くなりますね。
私も配置後、入れ替えをすることもありますが
微調整はすることはあっても大きな入れ替えはありません。
【順番】
①まずは、フライパン・鍋の定位置を決める。
②調理器具(しゃもじ、お玉、フライ返し等)
③調理料
④ザル・ボウル、調理器(おろし器、フードプロセッサー)
⑤カトラリー・食器・グラスなど
⑥保存容器、サランラップ・アルミホイル、保存袋など
⑦食品ストック・・など
人によって、優先順位は違うとはいえ
キッチンで絶対使う物から順に仕組みづくりをしていくことです。
フライパン・鍋は、場所を取るので最初に収納場所を決めると進みやすいです。
片付けで悩んでいらっしゃる方は、やってみてください。
お一人で出来ない方はご相談くださいね。
MaDouceまでどうぞ。
食べきれない食品は『フードドライブ』に!
ご家庭で食べない、余っている食品を福祉団体に寄付する活動です。
ご家庭での食品ロスを減らす取り組みにもつながります。

特に高齢者なると、握力が弱くなってくるため
ビン・缶の蓋を自力で開けることが出来なくなってきます。
食べようと思っても食べれず、そのまま放置され
賞味期限から数年も経っていたということも。。
実際、私が高齢者様対象に生前整理の講座をした時のことです。
あるご婦人からご質問を受けました。
「自分で食べきれない食品を捨てるには勿体ないし・・・
誰かに食べてもらう制度はないのでしょうか?」
食品や物のやり取りは、親しい間柄でも難しいものです。
下記の条件にはなりますが
各市町村の社会福祉協議会が窓口となって受付けされています。
【対象となる主な食品】
- レトルト食品、インスタント食品
- 缶詰、ビン詰
- 調味料
- お菓子
- 飲料、乾物、お米
【食品の条件】
- 未開封で包装や外装が破損していない。
- 賞味期限まで1ヶ月以上ある。
- 生鮮食品、冷凍、冷蔵食品以外のもの。
食べきれないと思ったものは、早く判断して他の人に食べてもらう。
自宅の片付けにも繋がりますしね!
お住まいの社会福祉協議会へ一度お問い合わせ下さいね。
MaDouceでは、食品ストックの在り方もアドバイスしています。
普段から『ローリングストック』で過ごそう!
よく使うものを少し多めに購入し、それを普段から《消費+補充》をしていくことで
いざという時に困らないという考えが、「ローリングストック法」です。
※下図は「防災首都圏ネット」よりお借りしております。

7年前から、我が家もこのスタイルをとっています。
【おかゆ】※炭水化物(1箱なくなったら、1箱補充)

【とろろ】ミネラル※常に2~3袋

【サバ缶】※タンパク質 (上の段がなくなったら、1箱補充)

【ナッツ類】※1㎏x2袋 (1袋なくなったら、1袋補充)
(上記以外の食品は、適量にストックしています。)
通常、保存食と言えば、ご飯、パンなど炭水化物を準備されがちですが
我が家では栄養が偏らないようにしています。
2020年、春の緊急事態宣言の際は、どこもかしこもお店の商品がほぼ完売で
不安にかられた方も多かったのではないでしょうか?
日本は、天災も多く、さらにコロナ禍の時代になりましたので
いざという時の備えは必要ですね。
かと言って、日本の住宅事情では
ストックのために大きな倉庫をもつご家庭は少ないかと思います。
私が片付けのご依頼でお客様宅へ伺うと、食品を買って整理しないまま収納してしまい
賞味期限切れの食品が見つかることがあります。
結局食べずに廃棄されます。
ご家族の人数と品数を見極めて
普段から「ローリングストック」にして過ごしましょう。
日用品は別として、食品は好みに合わせて選ぶことができます。
ローリングストックは非常食なので
- 調理が要らない
- 長期保存ができる
- 普段から食べる
を考えましょう。
収納場所もきちんと確保することをお忘れなく!
ローリングストックなどご自宅での防災のご相談もお気軽にご依頼くださいね!



