意外と知らない⁉ 手すりの役割

健康な体であれば何ともない部屋の行き来も

足が弱くなると、それさえも辛くなってきます。

そこで、体の支えになってくれる『手すり』が

握りやすい位置にあれば、移動の手助けになってくれます。

手すりの替わりにタンスなどの家具が支えになる、という考えは

もしもの時を考えると、かえって危険です。

高齢者のお住まいにはおススメしていません。

手すりは、手で掴める、握れること。

家具は、手すり替わりにはなりません。



介護保険を利用していない健康なお身体であっても

ちょっとしたことでよろけてしまうため

手すりがあると便利で安心ですね。

色んな種類がありますので

用途別にポイントだけ正しく理解しておきましょう。

ハンドレール(階段・廊下の歩行補助)

手を滑らせながら使用する。

直径32~36㎜

(※写真は、ナカ工業㈱様よりお借りしています。)



グラブバー(トイレ・浴槽・玄関での動作補助)

しっかり強く握るときに使用する。

直径28~32㎜

(※写真は、ナカ工業㈱様よりお借りしています。)

置き型、上下突っ張り、工事必要などありますので

取り扱い工務店などへお問合せ下さい。

いかがでしたか?

手すりを理解をして、上手に取り入れることで、より安全・安心な暮らしができます。

高齢者と同居されている方や今後の暮らしに不安がある方は、お気軽にご相談くださいね!